I C T 舗装(路盤工)グレーダとTSの関係
前回のICT建機の感動が冷めやらぬままに、次はICTグレーダの出動となりました。
以前、地上レーザーでの点群密度を確保する為、15m以内くらいで基準点を設置しており、
その基準点に自動追尾のTSを据え、グレーダに取り付けられた全方向ミラーを視準させ、TSに取り込んだ
線形座標をもってグレーダを誘導する・・・・つまり、GPSを用いない為、世界測地系の座標でなくともよく、
あくまでも自動追尾型のTSがグレーダの前方に据えられていればTSに導かれてグレーダが前進します。更に、
3次元設計データを元にブレードの高さを調整し、カーブ中も路盤材の敷き均しを行いながらスムーズに導かれて行きます。
あんな大きな機械が小さなTSに行く先を指示されている姿は、猛獣使いさながらでした。
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